学生・研修医の方へ

研修プログラムについて

2年間の初期研修の後、脳神経内科の専門医研修プログラムに参加します。当教室では、”内科専門医研修”と並行し”神経内科専門医研修”を行うことができます。

患者・疾患ごとの診療グループ(指導医・主治医・研修医)単位で診療・教育にあたり、毎朝 のカンファレンスおよび週 1 回の総回診で診断・治療を最終決定します。 画像およびリハビリカンファレンスを毎週、認知症カンファレンスを月 1 回で行い、医局全体でのカンファ レンスも毎週行います。この他に、最新の医学知識の習得の為に、抄読会を毎週行っています。 また、技術習得(筋電図・神経伝導検査、超音波検査[脳・下肢静脈])を図っています。

後期研修 研修内容例
1年目 大学病院での研修
2年目 関連病院での研修
3年目 関連病院や大学病院での研修
4年目 関連病院や大学病院での研修
内科専門医試験の受験
5年目以降 神経内科専門医試験の受験
ある後期研修医の1週間
時間
午前 朝カンファ 朝カンファ
病棟診療
脳外科合同カンファ
病棟診療
教授回診 朝カンファ
救急当番
午後 救急当番 電気生理学検査
超音波検査
科内カンファ
症例検討会
抄読会
医局会
電気生理学検査
超音波検査
救急当番

当教室で取得可能な専門医

専門医を取得後には、より実践的関連病院や大学で専門医師として活躍できます。
また、神経内科専門医以外の関連の専門医(脳卒中専門医、認知症専門医、頭痛専門医、てんかん専門医、老年病専門医)などもあり、受験資格年限になり次第取得可能です。

大学で勤務することのメリット

今は大学病院以外での研修も一般的となっていますが、大学で研修を行うことの魅力として以下の点などが挙げられます。 挙げられた項目に魅力を感じる場合には、ぜひ当教室での研修も検討してください。

  • 論文の指導を受け、英文雑誌に発表できる
  • 基礎研究を行うことで病態生理をより深く知ることができる
  • 大学院に進み博士課程を経て、医学博士の取得ができる
  • 研究を昇華させるために国内留学や海外留学を経験できる
  • 各領域の専門性が高い医局員の指導のもと、多くの手技を経験できる
  • 各科に専門医がそろっているので、日常診療の疑問に対する議論が深まる